床の張替について リスのリフォーム
床の張替え
「フローリング➡フローリング」
「畳➡フローリング」
「畳➡畳」この3つについて簡単にまとめてみました!
フローリングの張替え
フローリングからフローリングに張替えする方法は大きく分けて2種類です。
➀既存の床を剥がして、新しい床材を張る・・・張り替え(マンション、戸建て)
②既存の床の上に、新しい床材を張る・・・重ね張り(戸建て、マンションは△)
重ね張りは、既存の床材を剥がす工程が無い分、➀よりお安くなりますが、床の高さが高くなるので、ドアの高さの調整などが必要になることもあります。
☆マンションの場合、規約に定められている床材を使用しなければなりません。
☆マンションは遮音性を保つために床材にクッション性がある床材を使用していることが多いです。その上に「重ね張り」はできません。
床暖房が入っている床の張替
張替えは可能ですが、築年数が経っていて床暖房がもろくなっていると、床材を剥がす時に床暖房自体にキズが入る可能性もあります。築年数が経っている場合の床の張替えは、床暖房も交換するなど検討が必要です。
畳からフローリングに張り替え
畳を撤去して、床の高さを調整するために下地を造り、その上に床材を張る流れになります。
和室を洋室に変える『和室リフォーム』のご相談もよくあります。
床の張替えに伴い、
襖と襖の敷居を撤去、壁の撤去、襖を洋風ドアに変える、押入をクローゼットに変える、クロスも貼り換える。。。など不随した工事もよくあります。
畳を表替え/新調
畳が傷んだら、まず思い浮かぶのは、「表替え」ですよね。畳の中身(畳床)がまだ健在であれば、表面のみ張り替えると綺麗になり、安価で済みます。
新調とは、畳自体を新しくすることです。畳床(畳の中身)が凹んだり、カビが生えたり、傷んでいる場合は、新調をおススメします。
新調される場合、長方形はよくある畳の形ですが、縁が無い正方形の畳に変えられる方が最近多いです。
縁が無い正方形の畳を「琉球畳」と言われますが、琉球畳とは、本来琉球列島で栽培されている「七島イ草(しっとういぐさ)」(「七草イ」とも呼ばれます)を使用した縁(ふち)なし畳のことです。現在では、縁無し畳を総称して琉球畳または「琉球風畳」と呼んでいるようです。
琉球風畳には、『井草で作られた縁なし畳』のほかに、和紙でできた『和紙畳』、樹脂でできた『樹脂畳』があります。
和紙畳と樹脂畳は、井草畳と比べると、水に強くお手入れがラクで、耐久性にも優れていて、カビやダニの予防がしやすいのが特徴です。
小さなお子様がいらっしゃるご家庭にも人気です。
またカラーバリエーションが豊富なので、お洒落で個性的な和室づくりをされたい方に人気です。
以上、床の張替について簡単にご説明させていただきました。
「床の張替のお値段を知りたい」とお電話で聞かれることがありますが、床の張替え+アルファ何か手を加えることが出てくることが多いですので、まずは現状を拝見させていただいて、ご希望などもお伺いしたうえで、お見積りをさせて頂いていますm(__)m
お値段を安く済ませるために、重ね張りをしてはいけない床でも、重ね張りを勧める業者もいますのでご注意くださいね。
この記事へのコメントはありません。